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赤くて、甘いかおりが強い夏のフルーツ 宮崎のマンゴー

夏が近づくと、私たちは「さくらんぼ」に始まり「メロン」「ぶどう」そして「桃」「梨」と南から始まってどんどん北上しながら旬のフルーツを追いかけて出荷していきます。

赤いフルーツといえば、「さくらんぼ」「りんご」「いちご」そして今回のお題の「マンゴー」が思い浮かびます。

プレゼントは沖縄のマンゴーで出荷は8月、宮崎のマンゴーは6月の販売です。

有名になった宮崎の名産品

 

宮崎県では、昭和59年頃から生産が始まったとのことで、昔から宮崎のマンゴーは育てられていましたが、一躍有名になったのは東国原さんが県知事の時ですよね。

当時は、私も県知事のイラストをマンゴーの横にいれさせていただいてたことがありました。


今年2020年ではないですが、宮崎のマンゴー農家さんにお邪魔してマンゴーの栽培のことをお聞かせいただきました。

車を走らせて、山あいを抜けるとビニールハウスが見えてきます。規模は大小様々だとは思いますが私のお邪魔したマンゴー農家さんは、今までみてきたハウスの中でも大規模で、ハウスの骨格やビニールもしっかりしています。

ハウスのお値段聞いてみたんですが、高価すぎてここではしゃべれないぐらいでした。


 

ハウスの入り口を開けていただくと、マンゴーの甘い香りで中は充満しています。そして天井から白いものがいっぱい伸びています。もうおわかりですね。

宮崎のマンゴーは一つ一つ丁寧にネットで包まれてぶら下がっているのです。

 


包まれたマンゴーは完熟すると自然落下します。若いときに収穫して後で色がつくのを待つより甘さと香りが全く違うとのことでした。それにハウスが大きいのでぶら下がっているマンゴーの数も相当な数で、これは大変な作業であることがわかりますね。

 

 

そして収穫の終わったマンゴーは選果場へ運び込まれ大きさや色、形などで選別されて出荷となります


 

ひとつひとつ丁寧にくるんで、箱詰めして宮崎県・完熟マンゴーは、このようにしてお届けとなります。箱をあけるととろけるような香りがひろがります。


今月のマンゴーサンプルチェックです

糖度15.5度 濃厚な甘みと香りは抜群!

 

マンゴーは皮をむいてから中身をカットすると皮の部分に身がいっぱいついてしまったり、せっかくの果汁がもったいない。

 

【マンゴーの切り方】

①皮をむかずに平たい種にそって縦に切ります

②切れ目を入れます

③クリンとすると、サイの目状になります

④スプーンですくうと、そのままコロンと取れます

 

2個で6,000円近くする高価なフルーツ販売なのですが、このマンゴーを味わうとやめられない方は多いのです。

 非常に手間のかかる作業と高価な施設で大切に育てています。

おいしいものには訳がある。高価なことにも訳はある。

一度でいいから体験していただきたいお味です。

 


2020年 6月 ライター M.M